【短編】激動する江戸時代後期。幕末と呼ばれる時代へと世間が動く中で、『女』と『武士』との間を生き抜けた少女の異文禄。
最終更新:2015-10-30 09:00:00
9978文字
会話率:34%
時は江戸末期文久三年、弱小武家の一人娘、天原雪(あまはらゆき)は大身旗本の南雲(なぐも)家へと嫁ぐ事になった。
上野へと向かう途中、南雲家の使いから、いわれもない罪で婚約を破棄されてしまう。
父に捨てられた雪は、男として生きていく事を
決意して、男装をして旅立った。しかしその途中で一人の青年を助ける。なるがままで彼の家に行く事になったのだが、その青年こそ、雪の元婚約者の南雲龍久(なぐもたつひさ)だった――。
激動の幕末を生き抜く、二人の男女の物語、ここに開幕に候――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-26 09:26:03
434552文字
会話率:40%
時は文久三年(1864年)
今井あさは今から十五年前、京都の金持ち一族である油小路今井家の四女として生まれた。
まあ簡単に言ってしまえば、生まれながらにしての勝ち組である。
ということで、扇を仰ぎながら今日も祇園の甘味処を巡る
わよ、あらまたいい男に声をかけられた。
全く十歩歩けばナンパされるから、さっぱり目的地に近づけないじゃない。一体どうなってるのよとぷりぷりを頬を膨らませる。
そんな絢爛豪華な人生も、何千あるパラレルワールドの一つにあったかもしれない。
ところがどっこい。
身長百六十四の長髪黒髪、小ぶりの鼻に鋭い目つきをしたこの女性、退屈な人生を全くよしとしない男勝りの暴れん坊。
物心つくとすぐに新しいビジネルモデルだの、ブルーオーシャンはどこだの、イノベーションを起こさねばだの、お小遣いで新規事業を興してはそれを拡大するという剛腕を見せつけ、商神こと殊法大姉の生まれ変わりとまで言われだす有様。
今日も金魚の糞と呼ばれる僕こと白岡新次郎を引き連れ、新しいビジネス拡大に汗を流しているわけで。。。
時を同じくして、日本全体も目まぐるしい動きを見せ始めていた。
長州藩(山口県)は尊王攘夷をうたいながら、二百年続いた幕府転覆を狙い接近を試みる。
先陣を切った天誅組は、るろうに剣士でも知られる緋村抜刀斎を先頭とした集団が天誅天誅と叫びながら、幕府の幹部を暗殺しまくりの大活躍。
その一方、幕府側の公務合体派も討伐軍の強化を怠らない。
天皇守りの要である京都には、桑名や会津からの藩兵に加えて『新撰組』と呼ばれる新たな治安維持部隊を追加することを決定する。
激動の幕末の始まりである。
主な登場人物
・白岡家
今井あさ:寝ても起きてもビジネスのことを考える肉食関西女子
白岡新次郎:打倒あさを燃やすも、いつも振りまわされてばかり
今井はつ:ほわほわ癒し系アイドル
小藤:寡黙なあさのボディーガード
今井忠興:あさとはつの育ての親
・チーム徳川幕府軍
近藤勇:新撰組の取締役
勝海舟:徳川に籍を置くも、攘夷派とも仲がいいキャパ広きノンポリおじさん
・チーム尊王攘夷
久坂玄瑞:攘夷七皇の一人。設定嫁は井上真央でリアル嫁は杏という完全なる勝ち組
宮部鼎蔵:攘夷七皇の一人。みんなのほのぼの師匠
坂本龍馬:四国生まれのじゃっけん子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-04 18:16:15
118449文字
会話率:44%
幕末の京都(文久3年)
幼い日にツクヨミと名乗る謎の男から襲撃を受けた少女、武者小路凪は自身の恩人である中里の支援を受け、激しい修行ののち、延命のために戦う。
浪士組、ツクヨミ、松平容保、武者小路、彼らの野望が儚くぶつかり合う。
歴史的事件
に関しては可能な限り史実に沿っていく予定ですが、人物についてはかなり多くの歪曲を含んでいます。どうかご注意を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-13 17:52:39
79174文字
会話率:38%
平成の高校教師がなぜか目覚めると土方歳三に。
知ってるとおりの歴史や知ってるのと違う歴史の流れに右往左往しつつも生き延びようと頑張るお話です。
基本ギャグ、時々シリアス。
20151002第十一話改定。
感想いただけると小躍りします、全裸で
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 23:59:30
115250文字
会話率:41%
時は幕末。まだ人々が時代の変革期にいると気付いていない時分。
将軍家の姫 夕羅(ゆら)姫は、城を抜け出しては江戸の市中を散策するという破天荒な姫だった。十七歳。五人の殿方との出会いと共に、今、ゆら姫の愛と苦悩と戦闘という忙しい日々が始まった
。激化していく妖との戦い。さらには朝廷による討幕の動きも相まって、国は混迷の一途を辿ることになる。そんな中、ゆら姫は京に行き、あるかどうかも分からない陰陽師としての能力の開花を願って修業を始めた。
逆ハーな和風ファンタジー。
10/4 第一章終了
1/19第二章終了
*他サイトにも投稿中
*登場する人物・団体はあまり史実とは関係ありません。*
(アルファポリス様に表紙絵あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-19 12:00:00
109548文字
会話率:39%
死んだはずの平賀源内が幕府の庇護の元百二十歳になって江戸にいる。時代ほ幕末黒船がやっえくると知らせが幕府に入った。幕府は対策として白羽の矢を平賀源内にはなった。源内は隠居した東山金四郎や首切り人の山田浅衛門などの仲間と黒船と対決するSFスペ
タクル時代劇小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-06 19:49:01
42405文字
会話率:58%
時は幕末。
鬼の副長、土方歳三。
の刀「和泉守兼定(いずみのもりかねさだ)
私はあなたの刀。
全てを捧げ、全てあなたのもの。
だから戦い続ける。
・・・・・はずでした。
刀、擬人化。
新選組を知らない人でも読めるようにしたいです。
忠実には沿っていません。
キャラ設定全て妄想。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-01 00:38:23
757文字
会話率:40%
極道一家の跡取り娘で戦闘員で拷問吏の少女とそのクラスメイトが幕末へタイムスリップした。
少女は気まぐれで歴史を変えようとするが…?
pixivの方でも連載を考えております。
pixivハンドルネーム おんどりゃあ
最終更新:2014-07-29 15:42:40
209文字
会話率:34%
平成時代から江戸時代の幕末期、一八六四年へ地震がきっかけでタイムトリップしてしまった、佳川藍と橋本祐樹。彼らは一九七○年代から来た木之下チヨ子のもとで世話になることになる。チヨは京都四条で診療所を開設しており、そこを起点に様々な幕末期の人
物と出会うことになる。
『現代(平成時代)』で自分達のしたいことがない藍と祐樹の二人は、生と死を傍らに自分達の生き方を模索していく、幕末トリップ物語。
――あなたは自らの死の決断をできますか?
※『第10回FM文庫ライトノベル新人賞』一次通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-01 12:17:13
77807文字
会話率:44%
これは吉原を気丈に生きる女たちのお話にございます。
吉原随一を誇る大店、桃桜館。この店には些か異質な花魁が居りました。
その名を[蓮花]
蓮花はまるで蓮の花のように、吉原という穢れた世界でも、それはそれは美しく咲き続けてございました。
笑わ
ない、寝所を共にすることも無い……そんな蓮花は皆様からご覧になっても異質に思えましょう。
五つの時に村の飢饉により、この桃桜館に身売りされたという以前のことはわかっていない蓮花にございますが、その蓮花に隠された秘密はいずれ時が来れば皆様にもお話すると致しましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 01:57:52
1906文字
会話率:21%
ある少女が江戸時代の幕末にタイムスリップをした
その時、身寄りもない少女を保護した新選組…
けど、新選組はまだ気づいていない
その少女が自分達に大きな影響を与えるという事を…
※この小説は重複投稿です
最終更新:2013-08-12 22:00:53
1941文字
会話率:38%
http://miyakobakumatsu.blog.fc2.com/にも連載している小説となります。
≪あらすじ≫
大学生である主人公の長谷川優子は突如幕末へとタイムスリップした。そこで出会った人物は超有名で有能な幕臣。
彼女は、保
護してくれた幕臣の為に、自分の命をかけてまで尽くし戦っていこうと懸命に働いていく。だが、運命は彼らを引き裂いてしまう――。
もし、こんな人物がいたら――
彼らは、どうしていますか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-01 23:47:39
5109文字
会話率:57%
京の女郎とふとした事から出会った武士のお話。時代に翻弄される二人のたどる儚く悲しい結末。
最終更新:2013-02-19 15:20:45
3498文字
会話率:24%
コバルトさんの短編小説新人賞で、もう一歩だった作品です(2009年投稿)。
新選組の沖田総司が河原で薄汚れた子どもを拾い、屯所に連れて帰って起こるちょっとした騒動。『とある非番の日常の延長』をイメージしました。
最終更新:2012-04-10 23:03:10
9201文字
会話率:42%
江戸末期。在ってはいけない最新型の銃を持つ...子連れの暗殺者がいた。
二代目市川一美様に、この物語を捧げます。
最終更新:2012-03-17 14:39:20
6503文字
会話率:43%
安政五年、江戸亀井町の裏長屋に住む武士で、真面目な清次郎とその向かいに住む棒手振りの喜市は、生霊に取り付かれたり化け狸が居候したり、奇妙な厄介ごとに絡まれるのことがしばしば。
そんな二人のもとにやってきたのは今度は武家の少年だった。彼は突然
棒手振りの喜市への弟子入りを志願して・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-05 03:08:17
29381文字
会話率:40%
安政五年、江戸は神田の長屋で暮らす貧乏侍の清次郎と棒手振りの喜市。そして縁あって共に暮らすことになった化け狸の侘助。
そんな侘助が偶然の出会いで手習いを受けることになったのは病弱な武家の息子で・・・
シリーズの第四弾になります。
最終更新:2010-05-27 18:50:34
35863文字
会話率:34%
江戸は神田の長屋に暮らす、侍の清次郎と棒手振りの喜市の話、第三弾です。
武家の長男である清次郎が、貧乏長屋で浪人同然の暮らしをしている理由とは・・・
すっかりと相棒になった、生まれも育ちも違う町人の喜市との出会いの話。
最終更新:2010-04-04 00:50:45
18209文字
会話率:20%
生まれてから、死ぬまで歩く生きる道。躓いたり、立ち止まったりもするだろう。それは悪いことではない。ゆっくりでも良いから、進めばいい。笑って死ねれば良い。己の道は笑って死ねる道なのか……?
キャラ達が其々の生きる道を見つけていく物語。
最終更新:2012-01-19 15:17:33
68677文字
会話率:46%
悠助が桜姫の主人になる前、主人だったのは悠助の父だった。
最終更新:2010-03-17 18:36:41
876文字
会話率:12%
両親を羅刹に殺された勒七は、我武者羅に一人で生きてきた。そんな勒七は、幼いころある女性に出逢う。
最終更新:2010-03-06 21:27:49
1961文字
会話率:48%
大奥にやってきた美女・靜山(しずやま)。若き年寄り職にあった月島は、靜山の後見人を命じられる。謎の多い靜山は一体何者なのか?
いっぽうの靜山は圧倒的な性格の月島に、強く惹かれていく。互いの想いが交錯するなか、やがて幕府終末に向かう時代の渦が
ふたりを巻き込んでいく。
「ツイン・ソウル」「不安的な時代の変わり目にどう生きるか」をテーマにしております。ツインソウルは何も異性であるとは限らない。彼女がいるから自分が輝ける、お互いに照らしあいたい。舞台は幕末よりちょっと前。生き方を大きく変換させなければならない時代の人間たちを、現代の不安定時代とリンクさせて書いてみたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-14 08:00:00
151740文字
会話率:45%
時を渡り旅をする存在、時の旅人。新撰組の沖田総司も時の旅人の一人だった。不老不死の体を持つ時の旅人である彼が、なぜ病で死に至ったのか。そこには語られざる思いがあった。
*時の旅人【幕末編】に修正を加えました。
最終更新:2011-11-12 17:55:33
69061文字
会話率:45%